諸国へ御朱印の旅
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鎌倉五山の第一位 建長寺の御朱印
建長寺
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
臨済宗建長寺派大本山
正式には巨福山建長興国禅寺(こふくさんけんちょうこうこくぜんじ)という。
鎌倉幕府第5代執権北条時頼が宋僧蘭溪道隆をむかえ、1253(建長5)年に落慶供養して開いた寺院で、 建物は南宋の径山万寿寺を 模した本格的な禅宗様式で、その後のわが国の禅宗寺院の建築に大きな影響をあたえた。
開山は南宋の高僧、蘭渓道隆。日本で最初の禅宗道場。
本尊は仏殿に安置されている地蔵菩薩。庭園 無窓疎石の作。
境内は「建長寺境内」として国の史跡に指定されている。
鎌倉五山の第二位 円覚寺の御朱印
円覚寺
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
臨済宗円覚寺派大本山
正式には瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)。
執権北条時宗が1282(弘安5)年、元寇の戦没者追悼のため宋僧の無学祖元を招いて開いた 寺院で鎌倉時代を通じて北条氏に保護された。
建物は創建当初から、いりくんだ谷間のわずかな平地を利用しながら 禅宗風の伽藍配置をもった堂塔が多くならんでいたが、たび重なる火災で、創建当初の建物はすべて失われている。
現存する、室町初期の建築とみられる舎利殿は、 禅宗様を代表する建物。
本尊は宝冠釈迦如来です。
鎌倉五山の第三位 寿福寺の御朱印
寿福寺
住所:神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1-17-7
臨済宗建長寺派
正式には亀谷山(きこくさん)金剛寿福禅寺という。
源頼朝の夫人北条政子が、臨済宗を日本に伝えた栄西を鎌倉にむかえて1200(正治2)年に建立したと いわれる。
最初は密教系の寺院であったが、その後蘭溪道隆・大休正念らの宋僧が住持になると宋風の禅宗となって発展し、 塔頭も14院を数えていた。
鎌倉五山の第四位 浄智寺の御朱印
浄智寺
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1402
臨済宗円覚寺派
山号は金峰山(きんぽうざん)。
北条宗政とその子師時によって、1281(弘安4)年頃創建されたといわれている。
鎌倉末期には堂塔も整い、伽藍も大規模になったようで、塔頭も11院 を数え円覚寺とその規模を誇ったという。
本尊は阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来の木造三世仏坐像で、それぞれ過去・現在・未来を象徴する。
鎌倉五山の第五位 浄妙寺の御朱印
浄妙寺
住所:神奈川県鎌倉市浄明寺3-8-31
臨済宗建長寺派
正式には稲荷山浄妙廣利禅寺(とうかさんじょうみょうこうりぜんじ)。
浄妙寺は他の五山が北条氏と関係が深いなかで、足利氏と関係のある寺。
1188(文治4)年、足利義兼が建てた真言宗 極楽寺が前身で、その後臨済宗に改宗し発展した。
室町前期、幕府から五山の寺格を得、足利氏の保護のもとに七堂伽藍をそなえ、 塔頭23院を数えて寺勢をほこって いた。
本尊は釈迦牟尼仏。足利貞氏の墓とされる宝篋印塔がある。
御朱印とは
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社仏閣によって書かれる内容が違います。同じ神社仏閣で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社仏閣(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社仏閣に、ご自身の節目・節目のご報告をする。
そんな参拝の「証」でもあります。
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